Alamport Renewables Pte. Ltd.の投資先にJパワーからの出資が決定

2024年11月13日

アラムポート株式会社(東京都千代田区、以下、アラムポート)の子会社であり株式会社エンバイオ・ホールディングス(東京都千代田区、証券コード番号:6092、以下、エンバイオ)と共同で経営をしているAlamport Renewables Pte. Ltd.(以下、AR社)において、AR社の投資先であるPT Mulya Energi Lestari社(以下、MEL社)が第三者割当増資を行い、電源開発株式会社(以下、Jパワー)が引き受けることが決定いたしました。なお、今回の引き受けを含むJパワーの傘下の持株会社を通じてのMEL社への出資比率は28.375%となります。

MEL社は2016年にインドネシアに設立された水力発電の開発・建設・運営を行う事業会社です。スマトラ島を中心に現時点で6案件(運転開始済1件、建設中1件、開発中4件、MEL社持分出力:52.5MW)を保有しております。

アラムポート及びAR社はこれまでMEL社に対して、出資やローン等の資金的な支援及び、MEL社の戦略的パートナー企業の招聘実現や官公庁設備補助事業の獲得支援、繋ぎ融資の調達支援等、MEL社のこれまでの成長を創業間もない頃から多面的且つ継続的に支援してきました。この度Jパワーからの出資が決まり、大きな資金獲得が実現したことで、今後のMEL社の更なる成長が期待出来ることを嬉しく思います。

インドネシアでは、現状再生可能エネルギーによる電力供給は2023年時点にて未だ約 13%であり、インドネシア政府として、2025 年までに再生可能エネルギー比率を23%以上、2060年にはカーボンニュートラルの実現を表明しております。実現に向けて、2021年~2030年にかけて再生可能エネルギーの導入想定量として、合計約21GWとしており、その中で小水力発電も含めた水力発電全体は約10GWと凡そ半分を占めております。そのことからも、インドネシア政府における水力発電への期待は大きく、アラムポートグループは、今後もインドネシアの水力発電事業の推進に積極的に寄与していきたいと考えております。

■Alamport Renewables Pte. Ltd.の概要

正式名称 Alamport Renewables Pte. Ltd.,
設立日 2022年3月1日
住所 160 ROBINSON ROAD #14-04 SINGAPORE, 068914
資本金 USD1,000,000
株主(シェア) アラムポート株式会社 51%
太陽光パーク 2 合同会社 49% ※エンバイオ100%子会社

 

■PT Mulya Energi Lestari(MEL社)の概要

設立 2016年8月
本社 インドネシア、ジャカルタ
株主 Silver Moon Investment PTE. LTD.
PT Sudi Mulya Lestari
Orange Capital PTE. LTD.
Alamport Renewables PTE.LTD.
株式会社アイル・インドネシア(Jパワー持株会社)
事業内容 ⽔⼒発電の開発・建設・運営

 

【アラムポート株式会社について】
2015年3月設立。アラムポートは、「インドネシアにおける再生可能エネルギーのリーディングハブとなる」ことをミッションに掲げ、インドネシアを中心に現地ニーズに寄り添った再生可能エネルギー事業推進を行い、水力発電、太陽光発電、バイオマス発電事業等の事業開発・投資、コンサル・アドバイザリー事業を実施している。
・本社:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館6階 GOODOFFICE有楽町
・代表取締役:小谷文人
・WEBサイト:https://alamport.net/

【株式会社エンバイオ・ホールディングスについて】
1999年6月設立。エンバイオは、1999年の創業以来、環境保全に貢献する事業に継続して取り組んでおり、土壌汚染をエンジニアリングで解決する土壌汚染対策事業、汚染された土地の有効活用を目指すブラウンフィールド活用事業、太陽光発電などによる自然エネルギー事業等を国内外で展開している。
・本社:東京都千代田区鍛冶町二丁目2番2号
・代表取締役:中村 賀一
・URL:https://enbio-holdings.com/

<本件に関するお問い合わせ先>
アラムポート株式会社 窓口
e-mail:info@alamport.com